ビタミンCビタミン単位:mg
この栄養素について
抗酸化やコラーゲンの生成に関わり、皮膚や粘膜の健康維持を助ける 出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)(厚生労働省)
消費者庁の表示:【MEXT食品成分DB 解説】ビタミンCは、生体内の各種の物質代謝、特に酸化還元反応に関与するとともに、コラーゲンの生成と保持作用を有する。 【消費者庁 別表第11】ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です。 【消費者庁 別表第11 注意喚起表示】本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。
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ビタミンCの化学名はL-アスコルビン酸である。ビタミンCは、食品中ではたんぱく質などと結合せず、還元型のL-アスコルビン酸(分子量=176.1)又は酸化型のL-デヒドロアスコルビン酸(分子量=174.1)として遊離の形で存在している。
ビタミンCには抗酸化作用があり、L-アスコルビン酸はラジカルを捕捉し、自らが酸化されてL-デヒドロアスコルビン酸に変化することにより、ラジカルを消去する。また、ビタミンCは、コラーゲン合成において補因子として水酸化反応に関与する。
ビタミンCが欠乏すると、コラーゲン合成が抑制されるため、血管がもろくなり出血傾向となり、壊血病となる。壊血病の症状は、疲労倦怠、いらいらする、顔色が悪い、皮下や歯茎からの出血、貧血、筋肉減少、心臓障害、呼吸困難などである。
健康な者がビタミンCを過剰に摂取しても消化管からの吸収率が低下し、尿中排泄量が増加することから、ビタミンCは広い摂取範囲で安全と考えられている。ビタミンCの過剰摂取による影響として最も一般的なものは、吐き気、下痢、腹痛といった胃腸への影響である。ビタミンCの摂取量と吸収や体外排泄を検討した研究から総合的に考えると、通常の食品から摂取することを基本とし、通常の食品以外の食品から1 g/日以上の量を摂取することは推奨できない。
1日の食事摂取基準(2025年版・成人)
- 推奨量100mg
ビタミンCを多く含む食品(可食部100gあたり・上位10)
| 順位 | 食品 | 含有量 | 食品群 | 目安量 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | アセロラ 酸味種 生 | 1700 mg | 果実類 | 1個=約20g |
| 2 | <その他> 青汁 ケール | 1100 mg | し好飲料類 | 1回分=3g |
| 3 | <香辛料類> パセリ 乾 | 820 mg | 調味料及び香辛料類 | 小さじ1=2g |
| 4 | アセロラ 甘味種 生 | 800 mg | 果実類 | |
| 5 | <茶類> (緑茶類) 番茶 茶 | 310 mg | し好飲料類 | |
| 6 | <茶類> (緑茶類) せん茶 茶 | 260 mg | し好飲料類 | 大さじ1=6g |
| 7 | グァバ 白肉種 生 | 220 mg | 果実類 | |
| 8 | グァバ 赤肉種 生 | 220 mg | 果実類 | 1個=約100g |
| 9 | あまのり 焼きのり | 210 mg | 藻類 | 1枚(全型)=3g |
| 10 | あまのり 味付けのり | 200 mg | 藻類 | 1パック=約3g |
※可食部100gあたり。日本食品標準成分表(八訂)増補2023より(収録食品 2504件から集計)。目安量は収載がある食品のみ表示。推定値は文部科学省が括弧付きで公表する公式推定値。