ビタミンB6ビタミン単位:mg

この栄養素について

アミノ酸の代謝に関わり、たんぱく質からのエネルギーの産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける 出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)(厚生労働省)

消費者庁の表示:【MEXT食品成分DB 解説】ビタミンB6(ピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキサミン等)は、アミノトランスフェラーゼ、デカルボキシラーゼ等の補酵素として、アミノ酸及び脂質の代謝、神経伝達物質の生成等に関与する。 【消費者庁 別表第11】ビタミンB6は、たんぱく質からのエネルギーの産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。 【消費者庁 別表第11 注意喚起表示】本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。

もっと詳しく

ビタミンB6とは?

ビタミンB6活性をもつ化合物の総称をビタミンB6という。遊離型ビタミンB6にはピリドキシン(PN)、ピリドキサール(PL)、ピリドキサミン(PM)があり、これらのリン酸化型としてピリドキシン5-リン酸(PNP)、ピリドキサール5-リン酸(PLP)、ピリドキサミン5-リン酸(PMP)がある。PLP及びPMPが補酵素として機能する。

体内での働き

ビタミンB6は、PLP及びPMPの形態で、アミノ基転移反応、脱炭酸反応、ラセミ化反応などを触媒する酵素の補酵素として機能し、特にアミノ酸代謝において重要な役割を果たす。

不足したとき

ビタミンB6の欠乏により、ペラグラ様症候群、脂漏性皮膚炎、舌炎、口角症、リンパ球減少症が起こり、成人ではうつ状態、錯乱、脳波異常、痙攣発作が起こる。

とりすぎたとき

通常の食品で、可食部100 g当たりのビタミンB6含量が1 mgを超える食品は存在しない。通常の食品を摂取している人で、過剰摂取による健康障害が発現したという報告は見当たらない。PN大量摂取時(数g/日を数か月程度)には、感覚性ニューロパシーという明確な健康障害が観察される。

出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)(厚生労働省)

1日の食事摂取基準(2025年版・成人)

  • 推奨量男 1.5mg / 女 1.2mg
  • 耐容上限量男 55mg / 女 45mg

ビタミンB6を多く含む食品(可食部100gあたり・上位20)

順位食品含有量食品群目安量
1 とうがらし 果実 乾3.81 mg 野菜類
2 こめ [その他] 米ぬか3.27 mg 穀類
3 <香辛料類> にんにく ガーリックパウダー 食塩添加2.32 mg 調味料及び香辛料類 小さじ1杯=2g
4 <香辛料類> にんにく ガーリックパウダー 食塩無添加2.32 mg 調味料及び香辛料類 小さじ1杯=約2g
5 (にんにく類) にんにく りん茎 油いため1.80 mg 野菜類
6 <香辛料類> バジル 粉1.75 mg 調味料及び香辛料類
7 (にんにく類) にんにく りん茎 生1.53 mg 野菜類 1かけ=10g(外皮等を含む本書目安)
8 <香辛料類> パセリ 乾1.47 mg 調味料及び香辛料類 小さじ1=2g
9 <その他> 酵母 パン酵母 乾燥1.28 mg 調味料及び香辛料類 小さじ1杯=約2g
10 こむぎ [その他] 小麦はいが1.24 mg 穀類
11 ピスタチオ いり 味付け1.22 mg 種実類 殻つき10個=約8g
12 <いも類> こんにゃく 精粉1.20 mg いも及びでん粉類
13 ひまわり フライ 味付け1.18 mg 種実類 大さじ1=約9g
14 かぶ 漬物 塩漬 葉1.10 mg 野菜類 1株=約40g
15 <魚類> (まぐろ類) みなみまぐろ 赤身 生1.08 mg 魚介類 1さく=150g
16 <茶類> (緑茶類) 番茶 茶1.07 mg し好飲料類
17 バナナ 乾1.04 mg 果実類 スライス10枚=約20g
18 <香辛料類> しょうが 粉1.03 mg 調味料及び香辛料類 小さじ1杯=約2g
19 <いも類> じゃがいも 乾燥マッシュポテト1.01 mg いも及びでん粉類 カップ1杯=約60g
20 とうがらし 果実 生1.00 mg 野菜類

※可食部100gあたり。日本食品標準成分表(八訂)増補2023より(収録食品 2488件から集計)。目安量は収載がある食品のみ表示。推定値は文部科学省が括弧付きで公表する公式推定値。数値は成分表の表記のまま:(値)=公式の計算値または推定値、Tr=微量(最小記載量の1/10以上5/10未満)、(Tr)=微量と推定(未測定)、0=最小記載量の1/10未満または検出されず、(0)=含まれていないと推定(未測定)。

← 栄養成分一覧へ