α-トコフェロール(ビタミンE)ビタミン単位:mg

この栄養素について

抗酸化により脂質の酸化を防ぎ、細胞膜の機能維持に関わる 出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)(厚生労働省)

消費者庁の表示:【MEXT食品成分DB 解説】ビタミンEは、脂質の過酸化の阻止、細胞壁及び生体膜の機能維持に関与している。 【消費者庁 別表第11】ビタミンEは、抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。 【消費者庁 別表第11 注意喚起表示】本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。

もっと詳しく(α-トコフェロールが属する「ビタミンE」の解説)

ビタミンEとは?

ビタミンEには、4種のトコフェロールと4種のトコトリエノールの合計8種類の同族体が知られており、クロマン環のメチル基の数により、α-、β-、γ-及びδ-体に区別されている。血液及び組織中に存在するビタミンE同族体の大部分がα-トコフェロールである。

体内での働き

ビタミンEは、生体膜を構成する不飽和脂肪酸あるいは他の成分を酸化障害から防御するために、細胞膜のリン脂質二重層内に局在する。

不足したとき

ビタミンEの欠乏により、赤血球の脆弱性及びニューロン(特に末梢軸索や脊髄後角ニューロン)の変性が起こるため、欠乏症としては溶血性貧血及び神経脱落症状が挙げられる。

とりすぎたとき

ビタミンEの過剰症としては、出血傾向の上昇が挙げられる。一方、ビタミンKが不足している状況では、高用量のα-トコフェロールで血液凝固能に障害が起こることが報告されている。

出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)(厚生労働省)

1日の食事摂取基準(2025年版・成人)

  • 目安量男 6.5mg / 女 5mg
  • 耐容上限量男 800mg / 女 650mg

α-トコフェロールを多く含む食品(可食部100gあたり・上位10)

順位食品含有量食品群目安量
1 <茶類> (緑茶類) せん茶 茶 65 mg し好飲料類 大さじ1=6g
2 <茶類> (緑茶類) 番茶 茶 40.8 mg し好飲料類
3 (植物油脂類) ひまわり油 ミッドオレイック 39 mg 油脂類 大さじ1=12g
4 (植物油脂類) ひまわり油 ハイオレイック 39 mg 油脂類 大さじ1=12g(本書目安)
5 (植物油脂類) ひまわり油 ハイリノール 39 mg 油脂類 大さじ1=12g(本書目安)
6 <茶類> (緑茶類) ほうじ茶 茶 32.2 mg し好飲料類
7 とうがらし 果実 乾 30 mg 野菜類
8 アーモンド 乾 30 mg 種実類 10粒=15g(本書目安)
9 アーモンド いり 無塩 29 mg 種実類
10 (植物油脂類) 綿実油 28 mg 油脂類 小さじ1=4.6g/大さじ1=13.7g/½カップ(100mL)=91.9g

※可食部100gあたり。日本食品標準成分表(八訂)増補2023より(収録食品 2421件から集計)。目安量は収載がある食品のみ表示。推定値は文部科学省が括弧付きで公表する公式推定値。

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