ビタミンB1ビタミン単位:mg

この栄養素について

糖質などの代謝・エネルギー産生を助ける補酵素 出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)(厚生労働省)

消費者庁の表示:【MEXT食品成分DB 解説】ビタミンB1(チアミン)は、各種酵素の補酵素として糖質及び分岐鎖アミノ酸の代謝に不可欠である。 【消費者庁 別表第11】ビタミンB1は、炭水化物からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。 【消費者庁 別表第11 注意喚起表示】本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。

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ビタミンB1とは?

遊離型ビタミンB1の化学名はチアミンである。チアミン二リン酸(ThDP)が補酵素として機能する。通常の食品には、ビタミンB1はチアミンのほかに、チアミンにリン酸が結合したチアミン一リン酸(ThMP)、ThDP、チアミン三リン酸(ThTP)の形態でも存在する。

体内での働き

ビタミンB1は、ThDPの形態で、脱炭酸反応、ケトール基転移反応を触媒する酵素の補酵素として機能する。ビタミンB1は、グルコース代謝、クエン酸回路(TCA回路)、分枝アミノ酸代謝などに関与し、特にグルコース代謝、エネルギー産生において重要な役割を果たす。

不足したとき

ビタミンB1欠乏により、神経炎や脳組織への障害が生じる。ビタミンB1欠乏症には、脚気とウェルニッケ-コルサコフ症候群がある。

とりすぎたとき

通常の食品で可食部100 g当たりのビタミンB1含量が1 mgを超える食品は存在しない。通常の食品を摂取している人で、過剰摂取による健康障害が発現したという報告は見当たらない。

出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)(厚生労働省)

1日の食事摂取基準(2025年版・成人)

  • 推奨量男 1.1mg / 女 0.8mg

ビタミンB1を多く含む食品(可食部100gあたり・上位10)

順位食品含有量食品群目安量
1 <その他> 酵母 パン酵母 乾燥 8.81 mg 調味料及び香辛料類 小さじ1杯=約2g
2 (だいこん類) 漬物 みそ漬 3.7 mg 野菜類 1人分=約20g
3 こめ [その他] 米ぬか 3.12 mg 穀類
4 <その他> 酵母 パン酵母 圧搾 2.21 mg 調味料及び香辛料類 大さじ1杯=約8g
5 <畜肉類> ぶた [大型種肉] ヒレ 赤肉 焼き 2.09 mg 肉類
6 こむぎ [その他] 小麦はいが 1.82 mg 穀類
7 ひまわり フライ 味付け 1.72 mg 種実類 大さじ1=約9g
8 けし 乾 1.61 mg 種実類 大さじ1杯=約9g
9 こむぎ [即席めん類] 即席中華めん 油揚げ味付け 1.46 mg 穀類 1袋=約90g
10 <畜肉類> ぶた [大型種肉] ヒレ 赤肉 生 1.32 mg 肉類 とんカツ・ソテー用=約80g

※可食部100gあたり。日本食品標準成分表(八訂)増補2023より(収録食品 2531件から集計)。目安量は収載がある食品のみ表示。推定値は文部科学省が括弧付きで公表する公式推定値。

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