マンガン無機質単位:mg

この栄養素について

いくつかの酵素の構成成分として働く 出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)(厚生労働省)

消費者庁の表示:【MEXT食品成分DB 解説】マンガンはピルビン酸カルボキシラーゼ等の構成要素としても重要である。また、マグネシウムが関与するさまざまな酵素の反応に、マンガンも作用する。 【厚労省 食事摂取基準】マンガンは、成人の体内に10~20 mg 存在し、その25%は骨に、残りは生体内にほぼ一様に分布している。マンガンは、アルギナーゼ、マンガンスーパーオキシドジスムターゼ(MnSOD)、ピルビン酸脱炭酸酵素、ガラクトシルトランスフェラーゼ等の構成成分である。

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マンガンとは?

マンガンは、岩石や土壌、淡水や海水など地球上に広く分布する元素で、多くの動植物中にも存在しています。生体内では、酵素の活性化や金属酵素の構成成分として機能しています。

体内での働き

酸化還元酵素、加水分解酵素、脱水素酵素、転移酵素など、多くの酵素活性に影響を与えます。生理的作用としては、結合組織と骨の形成や内耳の発育形成、耐糖能、生殖能、脂質代謝、成長および脳機能への関与が報告されています。

不足したとき

健康な人では、通常の食事でマンガンが不足することはほとんどありません。ヒトにおけるマンガン不足については、研究が不十分なため明確にはされていません。

とりすぎたとき

健康な人では、通常の食生活でマンガンの過剰摂取が問題となることはありません。マンガンの慢性中毒は大部分が経気道吸収によるもので、強い精神障害やパーキンソン病に似た中枢神経系障害、マンガン肺炎が起こります。

出典:「健康食品」の安全性・有効性情報(国立健康・栄養研究所)

1日の食事摂取基準(2025年版・成人)

  • 目安量男 3.5mg / 女 3mg
  • 耐容上限量11mg

マンガンを多く含む食品(可食部100gあたり・上位10)

順位食品含有量食品群目安量
1 <香辛料類> クローブ 粉 93 mg 調味料及び香辛料類 小さじ1=3g
2 <茶類> (緑茶類) 番茶 茶 90.12 mg し好飲料類
3 <茶類> (緑茶類) ほうじ茶 茶 78.79 mg し好飲料類
4 <茶類> (緑茶類) 玉露 茶 71 mg し好飲料類 エネルギー2kcal/たんぱく質0.2g/脂質0.0g/カリウム 27mg/ビタミンC 6mg(煎茶浸出液 100g当たり)
5 <茶類> (緑茶類) せん茶 茶 55 mg し好飲料類 大さじ1=6g
6 <香辛料類> シナモン 粉 41 mg 調味料及び香辛料類 小さじ1杯 約2g
7 <香辛料類> しょうが 粉 28 mg 調味料及び香辛料類 小さじ1杯 約2g
8 ずいき 干しずいき 乾 25 mg 野菜類 煮物1人分 約20g/干し1本=約6g
9 <茶類> (発酵茶類) 紅茶 茶 21 mg し好飲料類 大さじ1=6g
10 あおさ 素干し 17 mg 藻類

※可食部100gあたり。日本食品標準成分表(八訂)増補2023より(収録食品 2386件から集計)。目安量は収載がある食品のみ表示。推定値は文部科学省が括弧付きで公表する公式推定値。

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