葉酸ビタミン単位:µg

この栄養素について

核酸の生合成に関わり、赤血球の形成や胎児の発育に関わる 出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)(厚生労働省)

消費者庁の表示:【MEXT食品成分DB 解説】葉酸は補酵素として、プリンヌクレオチドの生合成、ピリジンヌクレオチドの代謝に関与し、また、アミノ酸及びたんぱく質の代謝においてビタミンB12とともにメチオニンの生成、セリン−グリシン転換系等にも関与している。 【消費者庁 別表第11】葉酸は、赤血球の形成を助ける栄養素です。/胎児の正常な発育に寄与する栄養素です。 【消費者庁 別表第11 注意喚起表示】本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。葉酸は、胎児の正常な発育に寄与する栄養素ですが、多量摂取により胎児の発育がよくなるものではありません。

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葉酸とは?

葉酸活性をもつ化合物の総称を葉酸(folate)という。一方、葉酸(folic acid)は、プテロイルモノグルタミン酸(分子量は441.4)だけを指す。葉酸(folic acid)は自然界には稀にしか存在せず、ヒトが摂取する葉酸(folic acid)はサプリメントや強化食品など、通常の食品以外の食品に含まれるものに限られ、人為的に合成されたものである。

体内での働き

葉酸(folate)はメチル基(-CH3)やホルミル基(-CHO)など一つの炭素を有する官能基(一炭素単位)を転移させる酵素の補酵素として機能する。葉酸(folate)は、メチル化反応、アミノ酸代謝、DNA及びRNAの合成に必要なプリンヌクレオチド及びデオキシピリミジンヌクレオチドの合成において重要な役割を果たす。

不足したとき

葉酸(folate)の欠乏により、DNA合成が抑制され、巨赤芽球性貧血が起こる。また、葉酸(folate)の不足は、動脈硬化の引き金等になる血清ホモシステイン値を高くする。

とりすぎたとき

通常の食事由来の葉酸(folate)の過剰摂取による健康障害の報告は存在しない。葉酸(folic acid)のサプリメントや葉酸(folic acid)が強化された食品から摂取された葉酸(folic acid)に限り、葉酸(folic acid)の重量として耐容上限量を設定した。

出典:日本人の食事摂取基準(2025年版)(厚生労働省)

1日の食事摂取基準(2025年版・成人)

  • 推奨量240μg
  • 耐容上限量900μg

葉酸を多く含む食品(可食部100gあたり・上位10)

順位食品含有量食品群目安量
1 <その他> 酵母 パン酵母 乾燥 3800 µg 調味料及び香辛料類 小さじ1杯=約2g
2 <その他> 酵母 パン酵母 圧搾 1900 µg 調味料及び香辛料類 大さじ1杯=約8g
3 あまのり 焼きのり 1900 µg 藻類 1枚(全型)=3g
4 あまのり 味付けのり 1600 µg 藻類 1パック=約3g
5 いわのり 素干し 1500 µg 藻類 1枚=約10g
6 <香辛料類> パセリ 乾 1400 µg 調味料及び香辛料類 小さじ1=2g
7 <茶類> (緑茶類) せん茶 茶 1300 µg し好飲料類 大さじ1=6g
8 <鳥肉類> にわとり [副品目] 肝臓 生 1300 µg 肉類 1個=40g(本書目安)
9 あまのり ほしのり 1200 µg 藻類 全型1枚=3g(本書目安)
10 <茶類> (緑茶類) 抹茶 茶 1200 µg し好飲料類 小さじ1=2.8g/大さじ1=8.3g/½カップ(100mL)=55g

※可食部100gあたり。日本食品標準成分表(八訂)増補2023より(収録食品 2503件から集計)。目安量は収載がある食品のみ表示。推定値は文部科学省が括弧付きで公表する公式推定値。

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