剰余アンモニアアミノ酸単位:mg/100g
この栄養素について
アンモニアのうち、たんぱく質由来でない分。とくに野菜類では、硝酸態窒素の一部が分析の過程でアンモニアに変換されたものが多いと考えられている。 出典:日本食品標準成分表(八訂)(文部科学省)
消費者庁の表示:【日本食品標準成分表(八訂)増補2023 アミノ酸成分表編 第1章 説明】この「剰余アンモニア」は、非たんぱく態の含窒素化合物に由来するものと考えられる。また、特に野菜類においては、硝酸態窒素の一部がアミノ酸の定量操作の過程でアンモニアに変換されることが認められたので、硝酸態窒素に由来するものが多いと考えられる。
もっと詳しく(剰余アンモニアが属する「アミノ酸」の解説)
アミノ酸は、生物の生命活動に必須なたんぱく質を構成する成分です。人の体のたんぱく質を構成するアミノ酸は20種類あり、これらのアミノ酸が様々な組み合わせや順序で結びつくことによって、多種多様なたんぱく質となります。20種類のアミノ酸は、体内でつくることのできない「必須アミノ酸(不可欠アミノ酸)」と、体内で他のアミノ酸や糖質、脂質からつくることのできる「非必須アミノ酸(可欠アミノ酸)」に大別されます。成人では、メチオニン、フェニルアラニン、リシン、ヒスチジン、トリプトファン、イソロイシン、ロイシン、バリン、トレオニン(スレオニン)の9種類が必須アミノ酸に該当します。
アミノ酸は、たんぱく質を構成する成分で、血液、臓器、皮膚や髪の毛などを作る材料です。食べ物から摂取したたんぱく質は、胃や小腸で消化されて、アミノ酸となり、体内に吸収されます。吸収されたアミノ酸は、肝臓等の臓器に運ばれて、必要に応じてたんぱく質に再構成されたり、体を動かすためのエネルギーになったりします。
アミノ酸は自然界に約700種類ありますが、人の体のたんぱく質を構成するアミノ酸はたった20種類です。20種類のアミノ酸が組み合わせや順序を変えて結びつくことで、体内では数多くのたんぱく質が生み出されています。また、20種類のアミノ酸は、体内でつくることのできない「必須アミノ酸(不可欠アミノ酸)」と体内で他のアミノ酸や糖質、脂質からつくることのできる「非必須アミノ酸(可欠アミノ酸)」に大別されます。必須アミノ酸は食事から摂取する必要があり、成人ではメチオニン、フェニルアラニン、リシン、ヒスチジン、トリプトファン、イソロイシン、ロイシン、バリン、トレオニン(スレオニン)の9種類が該当します。他方、非必須アミノ酸は必須アミノ酸以外の11種類が該当します。
人は、生命活動を維持するために、必須アミノ酸を食べ物から摂取しなければなりません。一般に、肉、魚、卵、牛乳といった動物性食品に含まれるたんぱく質には、体内のたんぱく質を合成するために必要な量の全ての必須アミノ酸をバランスよく含んでいます。しかし、米、小麦、トウモロコシといった穀物を代表とする植物性食品に含まれるたんぱく質は、特定の必須アミノ酸を必要量より少ない量しか含まない場合があります。必要量に満たない必須アミノ酸を「制限アミノ酸」といい、米、小麦、トウモロコシに含まれるたんぱく質の制限アミノ酸の一つは、リシンです。
食べ物から摂取したたんぱく質は、胃や小腸で消化されてアミノ酸となり、体内に吸収されます。吸収されたアミノ酸は、肝臓等の臓器に運ばれて、必要に応じてたんぱく質に再構成されたり、体を動かすためのエネルギーになったりします。
剰余アンモニアを多く含む食品(可食部100gあたり・上位20)
| 順位 | 食品 | 含有量 | 食品群 | 目安量 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | <魚類> (さめ類) よしきりざめ 生 | 310 mg/100g | 魚介類 | 1切れ=80g |
| 2 | <いも類> アメリカほどいも 塊根 ゆで | 110 mg/100g | いも及びでん粉類 | |
| 3 | <いも類> アメリカほどいも 塊根 生 | 99 mg/100g | いも及びでん粉類 | 1個=約10g |
| 4 | はつかだいこん 根 生 | 59 mg/100g | 野菜類 | 1個=約15g |
| 5 | こまつな 葉 生 | 50 mg/100g | 野菜類 | 1株=約40g/1束=約250g |
| 6 | チンゲンサイ 葉 生 | 46 mg/100g | 野菜類 | 1株=100g |
| 7 | <いも類> (やまのいも類) ながいも やまといも 塊根 生 | 44 mg/100g | いも及びでん粉類 | |
| 8 | (きくらげ類) あらげきくらげ 乾 | 43 mg/100g | きのこ類 | |
| 9 | からしな 葉 生 | 40 mg/100g | 野菜類 | 1束=約500g/1株=約35g |
| 10 | マッシュルーム 生 | 37 mg/100g | きのこ類 | 1個=約10g |
| 11 | (にら類) にら 葉 生 | 33 mg/100g | 野菜類 | 1束=100g |
| 12 | マッシュルーム ブラウン種 生 | 31 mg/100g | きのこ類 | |
| 13 | (えんどう類) さやえんどう 若ざや 生 | 30 mg/100g | 野菜類 | 1枚=3.5g |
| 14 | まつたけ 生 | 28 mg/100g | きのこ類 | 1本=約40g |
| 15 | <いも類> (やまのいも類) じねんじょ 塊根 生 | 28 mg/100g | いも及びでん粉類 | 10cm長さ=約200g |
| 16 | (砂糖類) 黒砂糖 | 26 mg/100g | 砂糖及び甘味類 | 大さじ1杯=約9g/小さじ1杯=約3g |
| 17 | (だいこん類) だいこん 葉 生 | 22 mg/100g | 野菜類 | 1本分=約150g |
| 18 | はくさい 結球葉 生 | 20 mg/100g | 野菜類 | 1枚(外葉)=150g/中1個=1〜2kg |
| 19 | (レタス類) サラダな 葉 生 | 20 mg/100g | 野菜類 | 1株=80g |
| 20 | アイスプラント 生 | 20 mg/100g | 野菜類 |
※可食部100gあたり。日本食品標準成分表(八訂)増補2023より(収録食品 74件から集計)。目安量は収載がある食品のみ表示。推定値は文部科学省が括弧付きで公表する公式推定値。数値は成分表の表記のまま:(値)=公式の計算値または推定値、Tr=微量(最小記載量の1/10以上5/10未満)、(Tr)=微量と推定(未測定)、0=最小記載量の1/10未満または検出されず、(0)=含まれていないと推定(未測定)。