厚生労働省は、ベトナムから輸入されたポリプロピレン製飲食器具「TOGO CUP (CUP)」が食品衛生法の規格基準に適合していないとして、輸入業者に対し廃棄・積み戻し等の措置を指示しました。
この製品では、過マンガン酸カリウム消費量が13μg/mL、蒸発残留物(4%酢酸)が36μg/mLそれぞれ検出されており、いずれも材質別規格を超えた値です。過マンガン酸カリウム消費量は容器から溶け出す有機物の指標であり、蒸発残留物は食品や飲料に移行しうる物質の総量を示します。これらの値が基準を超えると、飲食物を通じて人体に有害な化学物質が摂取されるリスクがあります。
消費者の皆さまへのお願いとして、飲食器具や食品容器を選ぶ際は日本の食品衛生法の規格基準に適合した製品であるかどうかを確認することが重要です。インターネット通販や輸入雑貨店などで購入した海外製の食器・カップ類には、日本の基準を満たしていないものが含まれる場合があります。特に熱い飲み物や酸性の飲食物を入れる容器は、化学物質が溶け出しやすいため、信頼できるメーカーの製品を選ぶよう心がけてください。