厚生労働省は、タンザニア産の生鮮ゴマの種子から、農薬「イミダクロプリド」が基準値を超えて検出されたと発表しました。検出量は0.20 ppmであり、日本の食品衛生法に定める成分規格に適合しないと判断されています。
イミダクロプリドはネオニコチノイド系の殺虫剤で、農作物の害虫防除に広く使用されています。微量であれば直ちに健康被害が生じるわけではありませんが、基準値を超えた農薬が含まれる食品の流通は法律で認められておらず、当局は当該ゴマの全量を保管したうえで、廃棄または積み戻しを指示しました。
消費者の皆さまへのお願いとして、該当ロットのタンザニア産ゴマを購入された可能性がある場合は、販売店または購入先にお問い合わせください。市場への流通は原則として遮断されていますが、万が一手元にある場合は使用を控え、販売店や保健所にご相談ください。
輸入食品は水際での検査が行われていますが、今回のように基準を超えた農薬が検出されるケースもあります。食品購入の際は原産地の確認を習慣づけ、気になる点があれば関係機関に問い合わせることが大切です。