厚生労働省は、中華人民共和国から輸入された「フォンダンクリームパン オレンジ風味(Fondant Cream Bread Orange Flavor)」について、食品添加物の使用基準に違反していたとして、廃棄または積み戻し等の措置を指示しました。
今回の違反内容は、保存料として使用されるソルビン酸カリウム(ソルビン酸として)が0.26 g/kg検出されたことです。ソルビン酸カリウムはかびや細菌の増殖を抑える目的で使用される食品添加物ですが、日本の食品衛生法では、使用できる食品の種類や量が厳しく定められています。今回はパン(原料のパン)に対して使用が認められていない用途での添加が確認されたため、「使用基準不適合」と判定されました。
当該製品は全量が保管され、市場への流通防止が図られていますが、消費者の皆さまは万一この商品を入手されている場合、念のため食用を避けるようにしてください。輸入食品の購入時には、原産国や成分表示を確認する習慣をつけることも重要です。食品添加物の基準は食の安全を守るために設けられており、基準を超えた添加物が含まれる食品は健康への影響が懸念される場合があります。引き続き、行政機関による輸入食品の監視・検査に注目していきましょう。