トルコ産の有機乾燥いちじくから、強い発がん性を持つカビ毒「アフラトキシン」が検出され、当局が廃棄・積み戻し等の措置を指示しました。検出された総量は20μg/kgで、内訳はB1が1.1μg/kg、G1が17.2μg/kg、G2が2.1μg/kgと、特にG1の割合が高い点が特徴です。
アフラトキシンは、主にアスペルギルス属のカビが産生する天然毒素で、肝臓に深刻なダメージを与え、長期摂取によって肝がんのリスクを高めることが国際的に認められています。通常の加熱調理では分解されにくいため、汚染された食品を食べないことが最大の予防策です。
乾燥いちじくはそのまま食べることが多く、加熱による除去が期待できないため、消費者は購入先や原産国の表示を確認する習慣をつけることが重要です。特にトルコ産の有機乾燥いちじくを購入・保管している場合は、購入元に問い合わせるか使用を控えてください。
食品安全当局は問題のある製品の全量保管を指示しており、市場への流通防止に努めています。引き続き輸入食品の安全情報に注目し、公式発表を確認するよう心がけましょう。