米国から輸入された大麦(はだか麦)について、輸入時の検査でカビの発生、異臭、変敗、変色及び集塊化が確認され、食品衛生法違反として廃棄の措置がとられました。
カビが発生した穀物は、種類によっては人体に有害な「カビ毒(マイコトキシン)」を産生している可能性があり、加熱調理をしても分解されない場合があります。また変敗(腐敗・劣化)が生じた穀物は、風味や品質が損なわれているだけでなく、健康への影響が懸念されるため、食用には適しません。
今回の違反品は輸入検疫の段階で発見され、廃棄処分となったため、市場には流通していません。消費者の皆様が直接影響を受けることはありませんが、輸入食品の安全性は検疫による水際対策で守られていることを示す事例です。
穀物などを購入・保管する際は、包装の破損や異臭、変色、カビの発生がないかを日頃から確認する習慣を持つことが大切です。異常を感じた場合は使用を控え、購入店舗や自治体の食品衛生窓口に相談してください。