厚生労働省の輸入食品検査において、アイルランドから輸入された食品添加物α-アセトラクタートデカルボキシラーゼが、成分規格の微生物限度基準に違反していたことが明らかになりました。
今回の違反内容は、細菌数が2.1×10⁵/g(1グラムあたり約21万個)と、食品衛生法に定められた基準値を超えていたというものです。この製品は食品の製造工程で使用される酵素製剤であり、主にビールや発酵食品の製造に用いられます。当局はこの製品に対して廃棄措置を命じており、国内への流通は防がれています。
消費者の皆さまへのリスクは現時点で低いとみられますが、食品製造に関わる事業者の方は、使用する食品添加物の品質管理や仕入れ先の衛生管理状況を改めて確認することが重要です。また、輸入食品添加物を使用する場合は、規格証明書や検査記録をしっかり確認し、基準適合品のみを使用するよう徹底してください。
消費者の方は、食品ラベルや購入先の情報に注意を払い、信頼できるルートで製造・流通した製品を選ぶことが食の安全につながります。