厚生労働省は、中華人民共和国から輸入された健康食品「NAD+」について、食品衛生法違反を確認し、廃棄または積み戻し等の措置を指示しました。
今回の違反内容は、指定外添加物の使用です。具体的には、日本国内で食品添加物として認められていない「ニコチンアミドリボシドキナーゼ」および「ニコチンアミドモノヌクレオチドアデニリルトランスフェラーゼ」が使用されていたことが判明しました。日本では、食品に使用できる添加物は厚生労働大臣が指定したものに限られており、未承認の添加物を含む食品は安全性が確認されていないため、販売・流通が認められていません。
NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)関連の健康食品は、アンチエイジングや疲労回復などをうたう製品として近年注目を集めていますが、海外から個人輸入した製品や、正規の輸入手続きを経ていない製品には注意が必要です。
消費者の皆さまは、健康食品を購入する際には国内で正規に販売されている製品を選ぶとともに、インターネット等を通じた海外製品の個人輸入には十分ご注意ください。体に異変を感じた場合は、直ちに医療機関にご相談ください。