厚生労働省の輸入食品監視において、アメリカ合衆国産の「その他のとうもろこし(GM不分別)」からカビ毒の一種であるアフラトキシンが検出され、廃棄・積み戻し等の措置が指示されました。検出量は合計16μg/kg(B1:14.3μg/kg、B2:1.7μg/kg)で、日本の基準値(総アフラトキシン10μg/kg)を超えています。

アフラトキシンは、アスペルギルス属などのカビが産生する天然の毒素であり、国際がん研究機関(IARC)によってグループ1(ヒトに対して発がん性あり)に分類されています。特にB1は最も毒性が強く、肝臓への影響が懸念されます。加熱調理によって分解されにくいため、混入した食品を食べることで健康被害が生じるリスクがあります。

今回の違反品については当局が全量保管を命じており、市場への流通は防がれています。しかし、消費者としても輸入とうもろこし加工品(コーンフラワー・コーンスターチ・スナック菓子等)を購入する際は、信頼できるメーカーや販売店を選ぶことが重要です。また、家庭での保存時には湿気を避け、カビが生えた食品は決して口にしないよう注意してください。食品の安全に関する最新情報は厚生労働省の公式サイトで確認できます。

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