厚生労働省は、エクアドルから輸入された生鮮カカオ豆において、農薬「2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D)」が基準値を超えて検出されたと発表しました。検出量は0.08 ppmで、食品衛生法第13条第3項に基づき「人の健康を損なうおそれのない量」として定められた基準を超えていたため、当局は輸入業者に対して全量の廃棄または積み戻しを指示し、現在全量が保管されています。
2,4-Dは除草剤として広く使用される農薬であり、残留量が基準を超えた食品の流通は食品衛生法により禁止されています。今回の措置により、当該カカオ豆が国内市場に流通することはありませんが、消費者の皆さまはカカオ豆や関連製品を購入する際、輸入元や安全基準への適合を示す表示を確認する習慣をつけることをお勧めします。
日本の輸入食品監視制度では、このような違反が発見された場合、速やかに流通を停止する体制が整っています。今後も当局の発表する輸入食品違反事例に注目し、安全な食品選びに役立ててください。