厚生労働省の輸入食品監視において、トルコ産の乾燥いちじく(製品名:DRIED FIGS PROTOBEN NO:6 CUT STEM)から、基準値を超えるカビ毒「アフラトキシン」が検出されました。検出値は合計19μg/kgで、そのうちB1が8.8μg/kg、G1が10.0μg/kgと確認されています。当局は当該製品の廃棄または積み戻しを指示し、全量を保管させる措置を講じています。
アフラトキシンとは何か
アフラトキシンは、穀物やナッツ類、ドライフルーツなどに発生するカビが産生する天然毒素です。強い発がん性を持ち、特にB1は国際がん研究機関(IARC)により「ヒトに対して発がん性がある」と分類されています。日本では食品中のアフラトキシンB1の規制値を10μg/kgと定めており、今回の検出値はこの基準を上回っています。
消費者の皆様へ
今回問題となった製品はすでに当局の管理下に置かれており、市場への流通は阻止されています。ただし、輸入乾燥いちじくを購入・使用する際は、購入先や原産国の表示を確認し、信頼できる販売店から購入するよう心がけてください。外観上カビが見られる乾燥果実は絶対に食べないようにしましょう。万が一、体調不良を感じた場合は速やかに医療機関を受診してください。