厚生労働省の輸入食品検査において、アメリカ合衆国産の小粒落花生から、基準値を超えるカビ毒「アフラトキシン」が検出されました。検出量は合計20μg/kg(B1:17.7μg/kg、B2:2.3μg/kg)であり、日本の基準値(総アフラトキシン10μg/kg)を上回るものです。当該製品は現在、廃棄または積み戻し等の措置が指示されており、全量が保管中とされています。

アフラトキシンは、主にカビの一種が産生する天然の毒素で、強い発がん性を持つことが知られています。特にアフラトキシンB1は国際がん研究機関(IARC)において「ヒトに対して発がん性がある」と分類されており、長期的な摂取は肝臓への深刻なダメージを引き起こすおそれがあります。

消費者の皆様は、購入した落花生や落花生を含む加工品の原産地や販売元を確認し、行政からの自主回収情報や販売停止情報に注意するようにしてください。また、カビが生えたり変色したりしている落花生は、たとえ一部であっても食べずに廃棄することをお勧めします。アフラトキシンは加熱調理では分解されにくいため、外見上の異変がある食品には十分にご注意ください。

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