輸入食品の検査において、アメリカ合衆国産の小粒落花生から発がん性が指摘されるカビ毒「アフラトキシン」が検出されました。検出値は13μg/kg(内訳:アフラトキシンB1が11.8μg/kg、アフラトキシンB2が1.6μg/kg)で、食品衛生法の基準値を超過していました。
アフラトキシンはナッツ類や穀類などに生育するカビが産生する毒素で、肝臓への強い毒性を持つことが知られています。加熱調理をしても分解されにくい性質があるため、汚染された食品を摂取しないことが最も重要な対策となります。
今回の違反品については、検疫所により「廃棄」「積み戻し」等の措置が指示され、該当ロットは全量保管の上、国内に流通しないよう管理されています。消費者が店頭で直接目にする可能性は低いものの、落花生を含むナッツ類を購入・消費する際は、産地表示や商品の状態を確認する習慣を持つことが望まれます。
今後も同様の違反が確認された場合は、厚生労働省などの発表を通じて情報が公開されます。輸入食品の安全性に関する最新情報は、随時公的機関の発表を確認するようにしましょう。