厚生労働省の輸入食品検査において、インド産の雑穀類の粉(モロコシ/ソルガム粉)からカビ毒の一種であるアフラトキシンが基準値を大幅に超えて検出されました。検出量は合計31μg/kg(B1:27.5μg/kg、B2:3.0μg/kg)に達しており、当局は該当品の廃棄および積み戻し等を指示し、全量を保管措置としています。
アフラトキシンは、主にアスペルギルス属のカビが産生する天然の毒素で、強い発がん性を持つことが国際的に知られています。特にアフラトキシンB1は、国際がん研究機関(IARC)においてグループ1(ヒトに対する発がん性が認められる)に分類されています。加熱調理によっても完全には分解されないため、汚染された食品を摂取しないことが最大の予防策です。
消費者の皆さまへのお願いとして、インド産のモロコシ粉(ソルガム粉)を含む食品を購入・使用する際は、製品の原産地や輸入元の情報を確認してください。また、カビが生えた穀物や穀物粉は絶対に使用しないようにしましょう。グルテンフリー食品としてモロコシ粉を活用している方は、信頼できる販売元から購入することを心がけてください。気になる製品があれば、販売店や輸入業者に安全性の確認を求めることも重要です。