厚生労働省は、フランスから輸入されたポリアミド(ナイロン)製の器具「COUPLING HUB(カップリングハブ)」が、食品衛生法に定める材質別規格を満たしていないことを確認し、廃棄・積み戻し等の措置を指示しました(全量保管中)。
違反の内容は、カプロラクタムが150μg/mL検出されたことによる材質別規格不適合です。カプロラクタムはナイロンの原料となる化学物質であり、食品に接触する器具・容器包装には溶出基準が設けられています。基準を超える量が検出された場合、食品への移行リスクが懸念されます。
当該器具はすでに当局により全量が保管・管理されており、国内での流通は差し止められています。同製品または類似の輸入器具を業務で使用している事業者は、使用を中止し、仕入れ元や最寄りの保健所に確認することをお勧めします。消費者の皆さまも、食品に触れる器具・容器の原材料や安全基準への適合に関心を持つことが大切です。